さようなら

何かを失ったり変わったりするのは頭も体も使わなくちゃいけないのであまり頻繁に起きてほしくない。

 

だからと言って、嫌なものはなるべく避けて行きたいし、好きになったらとことん好きで居たいし、離れたくも無い。

 

一人暮らしを始めて約5年経つ。

ほぼ勢いで始めた一人暮らしで何も準備も出来ないままスタートして、段々と自分の生活に合うようになって、実家住まいでは出会わなかった人達と出会い、好きになった人も出来た。

 

引っ越したての時は1人をいい事になかなか色んな意味で荒れてた笑

朝まで飲んでそのまま寝たり、昼過ぎに起きて二日酔いになってたり、男性関係が荒れたりなどなど、若いが故に経験出来たなと思った。

 

好きな人がよく家でくつろいでくれてる姿を見るのがすごい好きで、相手の家に行くより自分の家に来てもらう事がほとんどだった。

今まで付き合って来た人はなんだかんだ家に馴染んでくれてた。

 

誰もがこの家から私が出てこないだろうと思うくらいの超古い家に住んでいたけども、手間がかかる程好きになっちゃうってよく言うけどもほんとその通り。それも含めて愛すべき我が家。

 

 

 

....あ、この記事は私の住んでる家に対して書いてる記事です。笑

タイトルに騙されてくれた人はありがとうございます。まだ読み続けてもいいかなって思ったら読んで下さい。

 

 

この記事を書くと言う事はそう言う事なんですが、大家さんから建て直しの連絡を来て、あと3ヶ月以内にはこの家を離れなければいけなくなりました。

 

かなり悲しいです。

 

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今日の我が家も安定に古いです。

伝わるかな家の古さが。笑

 

築50年以上の家で窓も重くて、洗濯機も外でお風呂はバランス釜で冬の室内はほぼ外並みに寒かったんですが、だけども休みの日にだらだら過ごす時間が心地よくて、時間ごとに変わっていく日差しが色んな窓から入ってきて、夏場に畳で寝れるのが気持ちが良くて、気づいたら5年以上過ごしていた。

 

越して来て2ヶ月経ち、その間に友達を呼んだら家に惚れ込まれ、映画の撮影をして最終日に怒られた記憶が1番最初の思い出で、今でもちゃんと油絵具の残像は残ってますよ。笑

 

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入り口も狭くて、駐車場もない家だったので撮照部のみんなよく機材系入れられたよなって思う。笑

 

撮影時期がエアコンもつけられないからとにかく寒くて全員防寒すごかったし、別の撮影現場が床暖があって演者さんが我が家との寒暖差で顔に湿疹出来たりしたの今となってはめちゃくちゃ面白エピソード過ぎるな。

 

 

愛情溢れ過ぎてるから見せたくないけども、恋人の写真で1番多いのは紛れもなく我が家での写真で、歯磨きしてる時とお酒作ってる時が多めでした。笑

 

好きな人との時間を一番過ごしてて笑ったり語らったり泣いたりしたのもこの家だったので、思い出が詰まり過ぎてます。

 

彼と付き合ってから、この家でも出来るQOL上げみたいなことをする様になってなかなか豊かになった気もします。

 

あまりにも寒いからここ最近引越しを視野に入れてたけども、今の家の心地よさを越える感じの家が見つからなくてまた更新かなーっと思ってた矢先にお話が来たので来る時が来たなと感じてます。

 

 

楽しい幸せな日々をありがとうという気持ちで残りの日々を過ごしていこうかなと思います。

 

 

とはいえ、家が見つかるまで(最大3ヶ月)は過ごしてるので、みんなで家で飲み会しようじゃないか期間にしたいです。

 

段々と他部屋の住民は退居していくみたいなので、最後の住民になってみようかなと。(どんだけ好きなんよ。笑)

 

 

愛嬌と風情がある家なので、決して機能は高く無いですが気が向いて程よくスケジュールあったら遊びに来て下さいな。

 

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